核保有に至った国、断念した国 北野 充 ミネルヴァ書房カクカクサンボウシノヒカクセイジ キタノ ミツル 発行年月:2016年07月20日 ページ数:468p サイズ:単行本 ISBN:9784623076468 北野充(キタノミツル) 1957年東京都生まれ。
1980年東京大学文学部卒業。
同年、外務省入省。
1997年ジュネーブ大学(国際問題高等研究所)修士。
2012〜14年外務省軍縮不拡散・科学部長。
現在、在ウィーン国際機関日本政府代表部特命全権大使(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 第1部 核兵器の保有に至った国々(中国ー歴史の転換点となった核拡散/イスラエルー最も不透明な核保有国/インドー「平和的核爆発」から核ドクトリンへ/パキスタンー二つの危険な核拡散)/第2部 核兵器の開発・保有を断念した国々(南アフリカーアパルトヘイト国家からの脱却/イラクー武力行使による核開発阻止/リビアーテロ支援国家からの脱却/ウクライナーソ連解体の決算)/第3部 核問題が懸案となっている国々(北朝鮮ー危機の連鎖/イランー国際社会との共存は可能か)/結論 日本としての取り組み 「核のない世界」の実現に向けて何が必要なのか。
本書では、国際社会の期待に背いて核を持った国々、核兵器開発を断念した国々、そして核開発問題が懸案となっている国々について、核開発決断の決定要因、核開発阻止への取り組み、そして核開発の影響を精査に分析する。
なぜ国家が核兵器を持とうとするのか、それを阻止する有効な手段は何かを考える、初の包括的研究成果。
本 人文・思想・社会 その他
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